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留学のススメ

20年前、イギリス留学中の写真です。
この年の秋から無事大学院生のスタートを切ることができ、入学に必要な英語のテストIELTSも終え、 英語集中講座の最終日にメンバーと写真撮影をしている中の1枚です。

最近やっと、海外旅行、留学を再開される方も少しずついて、海外に行く機会が復活!といったところでしょうか。私は心配性なのでまだまだ海外に行くのは待ちたいと思いますが・・・

今日は皆さんに留学した際に「もったいないな~」と思う日本人留学生の一部の言動について個人的な意見を書きたいと思います。

それは、せっかく海外に来ているのに、日本人だけで群れて日本語で会話していることです。

この傾向は、大学院に入った時はなかったのですが、その前の英語集中講座での留学生にある傾向でした。この同じ国同士だけで交流して母国語をしゃべるのは、日本人、韓国人、中国人にある傾向で、その他のアジア人、例えばタイ人、そしてヨーロッパの留学生にはあまり見られない傾向です。

どうして「もったいないな~」と思うか想像できると思います。そうです、英語が身につかないです。そして、せっかく異国にきているのに貴重な異文化交流・理解の機会が非常に少なくなります。

まず、英語が身につかない問題ですが、日本人留学生の短期留学の方の場合、このような言動になるのも分からないでもないです。が、英語力を上げるためには、日本語を話すのを止めて、脳を英語脳に変えていく必要性があると思います。つまり、無意識に英語が出てくるレベルになるためには、日本語断ちが必要なのです。

だからといって、日本人の留学生と仲良くしないということではありません。私が留学中にやっていたのは日本人とも英語で会話することを続けることでした。もちろん緊急のことや細かいことはたま~に日本語を使いましたが、そのほかは99%英語で会話してました。

私のように、長期で大学院に進学する留学生の方のほとんどは、日本人同士でも英語で会話してましたよ。そして、日本人との交流も日本人以外との交流も積極的にしていました。

ある日、日本人の留学生の友人とバスに乗っていて、いつもように英語で会話していたら、後ろに座っていたイギリス人のおばあちゃんに「あなた達、見た感じ日本人だけどずっと英語で話してるのね~」と不思議そうに言われました(笑)「英語をマスターしたいので~」というとイギリス人のおばあちゃんは、「Lovely!」とほめてくれましたよ。

日本人同士で英語で話すことに抵抗があるかもしれませんが、そのおかげで私も英会話力を伸ばすことができました。

次に、日本人以外の方との積極的な交流することの楽しさです。

私は大学に入る前は、10歳年下の中国人、また同世代の元弁護士のブラジル人、おしとやかなイタリア人、おしゃれなフランス人、イギリス人の先生などと特に仲良くなり、一緒に自国のご飯を作り合ったりお茶をしたりして異文化交流しました。

また、現地のスポーツクラブに入り、テニスをイギリス人の奥様達と昼間に楽しんで、当時の子供の教育やトレンドの旅行について、テニス後にラウンジで紅茶を飲みながらおしゃべりすることは本当に楽しかったです。

留学は、私のように長期でなくても行く価値があると思います。私は仕事を辞めて2年間留学をしましたが、仕事を辞めなくても2週間の短期プチ留学でも日本語絶ちをして、集中して学べばかなりレベルも上がると思いますし、色々な国の方との交流もでき、とても貴重な経験になるのではないでしょうか?

いくつになっても遅すぎることはありません。留学したいな~と思っている方、是非!!日本語断ちをして英語力を高め、異文化交流をしに海外に行きましょう。

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