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心理学を人材・組織マネジメントで活用

最近、心理学に関する文献を読みまくっています。

20年ほど前に、イギリスの大学院でHRM(人材開発学)を学び、人材・組織マネジメントで心理学は、部下育成や指導や良好なコミュニケーションに役立つと知っており、これまでの管理者向けの研修でも参考にしてきました。

今年は、その内容をバージョンアップするために心理学を本腰いれて学んでます。臨床心理学、社会心理学、行動経済学をはじめとして、アドラー心理学、心理的安全性の理論を深堀して学んでいます。

特に、心理的安全性に関しては、組織行動学においても、この正解のない変化しつづける社会・ビジネス環境で「生産性の向上」、「イノベーション(変革)や改善の促進」、「メンバーのエンゲージメント向上」などの効果があると言われています。

人材マネジメントにおいても、メンバーと信頼関係を向上ややる気・パフォーマンス向上への効果にもつながっていく環境づくりの土台になり、管理者の心構えとして大切な理論です。

私の役割は、学者の方が書いた学術的な難しい解説の文献や、大企業での実践を基本とした文献の心理学の要素を、中小企業の管理者でも実際の職場のマネジメントやリーダーシップに役立てるという実践的な理論に落とし込んで、皆さまに説明する事であると思っています。

2023年度は、「心理学」の要素をより管理者向けのマネジメント、リーダーシップ研修などに盛り込んで皆さまのお役に立てるように頑張ります。